中村勘三郎 癌晴って参りました [中村勘三郎 癌晴って参りました]
歌舞伎俳優の中村勘三郎さん死去の訃報を聞きました。
急性呼吸窮迫症候群だったそうです・・。
長男の中村勘九郎さん、次男の中村七之助さんが
中村勘三郎さんは「癌晴って参りました」と無念なお気持ちを表されていました。
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/121205/ent12120506510001-n1.htmより
私、歌舞伎のことは詳しくないんですけれど、
テレビでよく拝見していた頃の中村勘三郎さん。
とっても親しみのある感じがとっても好きだったんですよね。
時折、病状があまり思わしくないというニュースをみると、
気がかりではあったんですが・・
中村勘三郎さんは、江戸時代の芝居小屋を再現した「平成中村座」
などで歌舞伎界に新たなイメージを吹き込み、親しみやすい歌舞伎の
上演などをされていましたね。
57歳だなんて、なんてお若いんでしょう。
歌舞伎界で言えば、まだまだ油の乗り切った現役世代の方。
惜しまれます。
自分自身が年令を重ねてきて、少しずつ永久の別れを経験する
機会が増えてきているからかもしれませんが、もっともっと
多くの大切なことを伝えられるはずの方々の早すぎる永久の
眠りを目の当たりにすると、残念でなりません。
勘九郎さん、七之助さん、中村勘三郎さんを看取られた後
襲名披露興行をしている京都・南座に移動されたとのこと。
お二人のお気持ちを思うと、言葉がでません。
これからも中村勘三郎さんの面影とともにガンバっていただきたいと
切に願います。
記者会見での
長男の中村勘九郎さん、次男の中村七之助さんの連名コメントです。
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食道がんの手術から肺炎による呼吸不全へと至る約4カ月の
闘病生活がつづられた後、
「その間、来年4月の歌舞伎座柿落としに出演することを、
心の拠り所とし、癌晴って参りました」
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yahooニュースより引用。
そして、中村勘三郎さんの大親友のお一人に、女優の大竹しのぶさんが
いらっしゃいます。
彼女は中村勘三郎さんのご家族とともに、勘三郎さんの最期を看取られた
とのこと・・。
東京都内であった主演舞台の「ピアフ」の製作発表会見の場で、
中村勘三郎さんの思い出を話されていました。
大竹しのぶさんは、20歳の頃からのお付き合いだったそうです。
「役者としてもちろんですが、人間的にあんなチャーミングな人はいない。
すべてのスタッフさんにとてつもない愛を持っている人だった。
会った人は必ず彼を好きになると思うし、後にも先にも彼みたいな人は
現れない。
芝居に対する思いもそうですし、一言では表わせない…いないと困る人です」
と語られたそうです。
そして、
「病院のスタッフさんにも本当に愛されていました。それは彼の人間性。
すべての人に愛されて、すべての人に何とか治ってほしいと思われていた。
たぶん日本中の人もそう思っていたと思う」
とも。
私も同じ思いです!
中村勘三郎さんのご冥福を、本当に心からお祈りします。
2012-12-05 11:54
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